いわき市でインフルエンザ急拡大 前週比５倍超 今季初の「警報レベル」に

　いわき市ではインフルエンザの感染が急拡大している。
　１２日に発表された県感染症発生動向調査報告によると、３～９日に報告があった市内の１定点医療機関あたりの人数は３９・３３人。前週の７・２２人から３２・１１人の増加となった。人数ベースでは前週の６５人に対して３５４人。いわき市ではインフルエンザ注意報レベルを飛び越し、１定点医療機関あたりとしては、今シーズン初めて警報レベルの「３０人」を上回った。
　県内全体の１定点医療機関あたりの感染者数は３４・６３人（前週比１８・７人増）で、１６６２人（同８９５人増）。
　新型コロナウイルス感染症は若干減少し、市内の１定点医療機関あたりの人数は２・１１人（前週比０・５６人減）。人数ベースでは１９人（同５人減）だった。県内全体の１定点医療機関あたりの感染者数は３・３５人（前週比０・４４人減）で、１６１人（同２１人減）。
　（資料写真：いわき市役所本庁舎）