ニュース
アクアマリンふくしま 今秋にもオオワシなど展示へ 7月からサンマの企画展も
ふくしま海洋科学館「アクアマリンふくしま」は来年度、国の天然記念物に指定されている日本最大の猛禽(もうきん)類の「オオワシ」と、大型猛禽類の「オジロワシ」を館内で展示する方向で調整を進めている。
また神々しい姿から、アイヌ民族からは村を守る神『コタンカムイ』としてあがめられていた「シマフクロウ」に関しても検討している。
18日に同館で行われた、運営母体の公益財団法人ふくしま海洋科学館の理事会で、理事長を務める古川健館長が明らかにした。
同館によると、北海道釧路市を拠点に希少猛禽類の保護や研究活動を行っている獣医療機関「猛禽類医学研究所」から移管(譲渡)の相談を受け、昨年から話し合いを進めてきた。
同研究所では保護・治療した希少猛禽類のうち、野生復帰が不可能な個体を維持・繁殖するために動物園などに移管する取り組みを行っている。
当初はオオワシ、オジロワシの2種で話が進んでいたが、シマフクロウについても打診を受けた。受け入れ施設の整備や申請・許可に時間がかかることから、展示は早くて今秋以降という。
理事会では、7月15日の開館記念日にちなみ、開館以来研究を進め、世界で初めて水槽内での繁殖を成功させたサンマを題材に、企画展「サンマの学校」を同月から年始にかけて開催することも明らかにした。
このほか、サッカー・J2いわきFCの新スタジアムの整備候補地が同館と近いことから、来館者の駐車場問題に加え、供用開始後の騒音、振動、照明が展示生物にどう影響を与えるか、議論・検討を深めていくことの必要性を出席した理事らに投げかけた。
(写真:理事会で今後について語る古川館長)