いわき市南部のスポーツ振興を狙いに、錦町に主力工場を置く化学メーカー・クレハ、サッカー・J2の運営会社・いわきスポーツクラブ、市南部地区中心市街地活性化協議会、市の4者が「スポーツによる南部地区活性化に関するパートナーシップ協定」を交わした。締結式が22日、市役所本庁舎で行われた。
協定に当たっては企業版ふるさと納税を活用し、錦町のクレラップ スポーツパーク(旧クレハ総合グラウンド)を改修し、いわきFCをはじめプロサッカーチームの使用にも耐えられる天然芝ピッチとするほか、市内の学校やスポーツ合宿でも活用できる建物として、地域交流スポーツステーションを整備する。
供用開始は来年3月を目指す。企業版ふるさと納税は22日から始まった。
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締結式には、クレハ生産・技術本部の作山晃いわき事業所長、いわきスポーツクラブの大倉智代表取締役、市南部地区中心市街地活性化協議会の根本克頼会長、内田市長が出席した。
企業版ふるさと納税は地方創生につながる事業への寄付として、通常の寄付に際しての3割の損金処理に加え、6割の税額控除を上乗せし、最大で9割の税負担を軽減することができるため、広く整備に協力する事業者が期待される。
今回の取り組みは、小名浜港を整備候補地とする新スタジアム計画、天然芝に張り替えられた常磐上湯長谷町のいわきFCフィールドと連携し、クレラップ スポーツパークをいわき市南部の振興につなげようと実現した。
作山所長は「今後はプロの練習風景を通して、子どもたちに夢や希望を育んでもらい、その実現に向けて力を貸していければ」と話す。
大倉社長はいわきFCの持つノウハウを反映させる考えを示し、「グラウンドを使用させていただく以外にも、健康教室などわれわれのソフトを活用し、地域や子どもたちに還元できる環境を作っていきたい」と呼びかけた。
根本会長は「南部地区はスポーツの文化が深く根差した地域。交流人口拡大につなげていきたい」と強調。内田市長も「小名浜、いわきFCパーク、勿来の3拠点がつながって、スポーツの力で南部の活性化が図れることが楽しみ」と述べた。
(写真:協定を交わした大倉社長、根本会長、内田市長、作山所長=左から)
いわきFC
いわき市南部のスポーツ振興に向けて協定 錦町のクレラップ スポーツパーク拠点に





