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東日本国際大 南東北大学野球で8季連続V 全日本選手権は昨年4強のためシード

 南東北大学野球連盟の2025年度春季リーグ第6週が18日、いわき市の南部スタジアムで行われ、ここまで8戦全勝の東日本国際大は、8勝1敗で食い下がる東北公益文科大と対戦。1点を追う九回2死からの逆転サヨナラ勝ちで8季連続40回目の優勝を果たした。
 この結果4大会連続18回目として、6月9日から東京の明治神宮野球場などで開かれる「第74回全日本大学野球選手権大会」への出場を決めた。
 昨年は準決勝に進んだことから、今年はシードとなり1回戦は不戦勝。東日本国際大は大会3日目の神宮での第3試合(6月11日午後2時開始予定)で、仙台六大学代表―九州産業大(福岡六大学)の勝者と対戦する。
 また19日は雨で順延となっていた石巻専修大とのリーグ最終戦が南部スタジアムで行われ、東日本国際大は4―5(延長11回タイブレーク)で敗れた。
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東北公益文科大
010000011 |3
000200002X|4
東日本国際大
 <三井、殊勲のサヨナラ打 捕手としても4投手支える>
 ヒーローとなったのは捕手の三井颯大(3年)だ。3打数無安打で最終回の打席を迎えた。その差は1点。2死となったが塁上には同点、逆転の走者がいる。
 「後ろに打撃のいい森川(大輝・3年)がいるから、何とかつないで回そうと思った」と落ち着いて打席に入った。2球目のスライダーを狙い撃ちすると打球は右中間へ。ベンチから飛び出したチームメートから手荒井歓迎を受けて、三井は歓喜の渦に入っていった。
 守っても4投手をリードし、走者を刺し、本塁突入をブロックするなど勝利に貢献した。昨年から正捕手となり、大学選手権でも4試合フル出場した。
 「準決勝の早稲田戦は勝てたかもしれなかった。一歩及ばなかったのはどこかにスキがあったから。流れが変わらないよう1つのミスに気をつけながら、今年はそれ以上を行けるように頑張る」と静かな闘志を燃やした。
 (写真:40回目の優勝を決めた東日本国際大ナイン)

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