春陽会員の画家峰丘さん(78)の第96回個展「―面・線・点の瞑想―峰丘の抽象的表現主義」が10日、曹洞宗龍雲寺(鮫嶋大仙住職)=好間町北好間字上野=の禅ホールで始まる。会期は18日まで。時間は午前10時半~午後4時半(最終日は午後4時)。
同展では、ここ数年の仕事を「自身のターニングポイント」と位置付け、『新たな制作の転換期』とした新作60点を紹介する。特に今年の第103回春陽展の出品作「面と線の瞑想」(変F80号)は、これまでの鮮烈な色彩から「金地(きんじ)」の背景に墨のみで表現した、極めて精神性の高い大作を発表している。
この方向性を峰岡さんは「具象から抽象へ。引き算の美学」と称し、「画境の変化あるいは老境というのか、面と線そして点を加えて瞑想し出したら、紙と墨に巡り合った。これが面白くて仕方ない」と話す。
かつてメキシコ留学時に絵画のルーツを持ち、大胆な色彩で知られる作品を生み出してきたが、ここ数年の死生観なども含め、きらびやかで厳かな輝きを持つ「金地」に奥深い「墨」のモノトーンで構成された作品の数々を目にする好機となる。
(写真:個展をPRする峰丘さん)
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「引き算の美学」画家の峰丘さん 好間の龍雲寺で10日から個展





