先日、ある親善球技大会に参加させてもらいソフトボールを楽しんだ。運動着でボールを追いかける姿は、ハッスルプレーと相まって取材などで訪れる職場での顔とは違って、非常に生き生きしているように見えた▼ソフトボールのあとは懇親会が開かれた。好プレーや珍プレーの話を肴に酒を酌み交わし、親ぼくを深めた。あらためてこういう機会があるのはいいことだと思った▼それから1週間。ソフトボールを楽しんだグラウンドで第43回市植樹祭が行われた。22年度の緑化運動のテーマ「小さな芽 届け未来へ 緑の力」を理念に、子どもから大人まで約250人が参加し、マテバシイやトベラ合わせて500本を植えた。植樹を通して自然や森林の大切さなどを再認識した▼参加者が楽しそうに植樹の作業をしていたのが印象的だった。今回植樹したのはまだ苗木だった。来年も行われるであろう親善球技大会ではプレーのほかに、木の成長も楽しみの1つになる。
片隅抄