ふくしま海洋科学館「アクアマリンふくしま」のシーラカンス調査が6日から、インドネシアの現地で始まった。通算7度目となる今回は、初めてとなるインドネシアパプア州ビアック島と、北スラウェシ州マナド湾周辺で行われるという▼2年前、アクアマリンふくしまで解剖が行われるということで、シーラカンスを取材した。初めて見る実物は、やや不気味な感じがしたことを覚えている。その時解剖されたシーラカンスは標本にされた▼先月の日曜日にアクアマリンパーク周辺で取材する機会があった。平日と日曜日では、来場者の数が全く違っていて驚いた。イベントの写真を撮るのにも、来場者をかき分けながら進まなくてはならず、苦労した▼ここ1、2年になるだろうか。県内外から数多くの観光客が訪れるということで、週末、県内の各振興局などが主催して、各地域の物産展などを行っている。PRするには絶好の場所。いいところに目をつけたと思った。
片隅抄