下火にはなったものの、インフルエンザにかかる人はまだまだ多い。外出後のうがい、手洗いは欠かせない▼インフルエンザは20世紀の初めヨーロッパで大流行したスペイン風邪が有名だが、それ以降も香港風邪など何年か置きに流行している。体力のない高齢者や幼児の場合、命を落とすこともあるだけに、おかしいと思ったら病院に行くことだ。そして、かかってしまったらマスクを着け、他人にうつさないぐらいの配慮はしてほしい▼インフルエンザの次は「花粉症」が心配だ。環境省の花粉情報サイトによると、今年の総飛散量は全国的に多く、昨年の2~6倍と予測。いわきでは今月中旬から飛び始め、3月中旬ごろにピークを迎えるといわれている▼花粉症の人には憂うつな季節の到来だ。少しでも症状を緩和させるためにも、医師に相談するなど早めの対処が肝心。飛散前からマスクを着け、外出後のうがい洗顔はこまめにして重症化を防いでほしい。