「母の日」だった13日の日曜日は、日ごろお世話になっているお母さんに感謝を込めてのプレゼント選びで、市内の商店はにぎわったことだろう▼弊社ではこの時期、市内の園児を対象に「お母さんの似顔絵展」を開催している。昨年は東日本大震災があり中止も検討されたが、こういう時だからこそ家族の絆が大切と、規模を縮小して実施した。先日、審査会が行われ各賞が決まった。内容については紙面で紹介されたのでご存じの読者も少なくないだろう▼中でも、今回の地震と大津波で大きな被害を受けた幼稚園からも応募があった。大変な時なのにありがたいことだ。半面、この災害で母親を亡くした園児がいたとしたら…。今後はお母さんを別な言葉に置き換えることも考えなければと反省した▼今回は67施設から計1441点の応募があった。作品は鹿島ショッピングセンター「エブリア」と市観光物産センター「いわき・ら・ら・ミュウ」で展示される。