日本中央競馬会(JRA)のGⅠ「第81回日本ダービー(東京優駿)」が東京競馬場で開かれた。レースでは、横山典弘騎手が騎乗した「ワンアンドオンリー」が優勝を飾った▼この日は日直だったため、ライブでは見られなかったが、録画を見て確認した。同世代の横山騎手が2度目のダービー制覇を果たし、同世代が頑張っている姿に勇気づけられた▼3歳馬だけのクラシックレースの中でも、ダービーは騎手や調教師、馬主など関係者にとって特別なレース。チャンスは1度だけで、出場するだけでもすごいこと。それだけに優勝した関係者たちの思いは格別に違いない▼先月、馬の温泉で知られる、常磐白鳥町のJRA競走馬総合研究所常磐支所でプール開きが行われた。あいにくの雨の中競走馬7頭が初泳ぎを楽しんだ。「葦毛の怪物」といわれたオグリキャップも平成元年に入所し温泉治療を行っている。同支所で治療した競走馬が大舞台で活躍する姿が見たい。