今年に入り仕事や所用が重なって、休日も何かと忙しかったが、10日の日曜日は久しぶりに自由な時間がつくれたので、市内をぶらついてみた▼まずは桜の名所で知られる勿来の関公園へ。休日とあって、公園内は弁当を持った家族連れでにぎわっていた。抄子はといえば山の上の公園から望む、太平洋の雄大な風景を堪能し、見ごろを迎えた桜の下を散策しながら、茶店に立ち寄り甘酒とみそおでんに舌鼓▼次は小名浜のいわき・ら・ら・ミュウへと、山から海へ移動。ら・ら・ミュウ駐車場には県外ナンバーの観光バスが並び、店内は新鮮な魚介類を買い求める観光客で活気づいていた。特に、昼時とあって食堂は行列ができるほどの混雑ぶり▼ら・ら・ミュウのような年間を通して誘客が見込める観光地は別にして、花のような自然資源に頼る観光地は、自然が終わった後の誘客対策がかぎになる。自然豊かないわきだけに、同じ悩みを持つ観光地は少なくない。
片隅抄