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片隅抄

2018.11.06

9日から秋の全国火災予防運動(15日まで)が始まる。期間中、市消防本部や関係機関が広く火災予防を呼び掛ける▼暖房器具などの火気を使う機会が増えるこれからの時期は、火災が集中する。主に建物火災が中心で、原因としては放火、寝たばこが挙げられる。放火は別にして寝たばこは本人の不注意。自分が注意すれば避けられるが、放火はそうはいかない。せめて家の周りには、燃えるものは置かないよう心掛けたい。そして、不審者が地域に立ち入れないような環境づくりも大事だ▼住宅火災では煙にまかれ、逃げ遅れて亡くなるのが大半。この逃げ遅れを防ぐのが住宅用火災警報器。平成23年6月から全住宅で警報器の設置が義務化されたが、本県の設置率は74・6%(今年5月末)で、47都道府県中43番目という残念な結果になっている▼火災が発生しやすい時期を迎える。火災警報器が未設置の家庭では、自分の命を守るためにも、一日でも早い設置をしたい。

PR:いわき市北部地域を中心に、児童養護施設、老人保健施設、特別養護老人ホーム、ケアハウスをはじめ、診療所とデイケア、デイサービス、居宅介護支援、訪問介護、訪問リハビリと多種多様な福祉、医療事業を展開。

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