福島県いわき市のニュースやお悔やみ情報をお届けします

片隅抄

2023.01.24

本県特有の食材ブランドといえば、いの一番に〝常磐もの〟が思い浮かぶ。本市では毎月7日のいわき七浜さかなの日も浸透を後押しする要因となっている▼次に挙がるのはブランド米「天のつぶ」「福、笑い」か。ただ米作りの市民団体で10年近く携わっている身からすると「Iwaki Laiki(いわきライキ)」は、ピンと来ない。ブランドメッセージ「フラシティいわき」をPRする手法として〝上手(うま)い〟と感じるが、プレミア感を出すならより厳しい基準がいい▼先日、味わいたいと思っていたイチゴの新品種「ゆうやけベリー」を目撃した。約20年ぶりのオリジナルで「とちおとめ」より酸味が控えめで甘みが強く香り高いという▼試食することは叶わなかったが、本市でも一軒の農家が生産に着手し、来季はより多く収穫が期待できるらしい。「いわきいちご」も本市を代表するブランド。根強い風評の払拭に向け、〝美味(うま)い〟を通じた魅力の発信をしてほしい。

PR:いわき市北部地域を中心に、児童養護施設、老人保健施設、特別養護老人ホーム、ケアハウスをはじめ、診療所とデイケア、デイサービス、居宅介護支援、訪問介護、訪問リハビリと多種多様な福祉、医療事業を展開。

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