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片隅抄

2025.02.15

「球春の夢に向かって飛ぶ打球」という俳句を目にした。〝球春〟は春の季語。プロ野球でキャンプやオープン戦が始まる今の時期がまさに〝球春到来!〟といえるだろう▼和訳して「打者」「走者」「飛球」などという用語を考案した野球好きの俳人正岡子規は「草茂みベースボールの道白し」や「今やかの三つのベースに人満ちて そゞろに胸の打ち騒ぐかな」という作品を残している▼残念ながら、新聞の見出しから派生したといわれる〝球春〟は子規存命中に生まれておらず、それが季語として採用されるのはずっと後のことなので、子規の〝球春〟を入れた作品はない▼夏の選手権ような直結する地区予選がない春のセンバツが3月7日の組み合わせ抽選会を経て18日に開幕を迎える。春ならではの21世紀枠では長崎の離島から壱岐が初出場する。また、スポーツに力を入れた沖縄の横文字校・エナジックスポーツ高等学院への評価はどうだろう。春はセンバツから!

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