先日、いわきフィルムコミッション協議会の本年度総会に足を運んだ。毎回、興味を引くのが事務局から発表される映画、ドラマ、旅番組、コマーシャルなど「いわきロケ」の実績内容である▼昨年度については問い合わせ69件に対し、28件が映像化された。ここで明らかに出来るものとそうでないものがある。こちらとしてはロケ場所、作品種類、公開日などを紹介したいのだが製作サイドの考えが最優先され、思い通りにいかない▼例えば、いわき駅前ペデストリアンデッキ、ラトブのスクリーンが登場するWebコマーシャルは大手飲料メーカーがスポンサー。現在も視聴できるが紙面では商品名は出せない。少し前には同じ現場で他社の乳飲料品がテレビで流れた▼映画での当地ロケは、来月18日公開予定の『桐島です』(高橋伴明監督)。企業爆破事件に関り、長い逃亡生活の果てに本名を明かし病没した男がテーマ。撮影地は市常磐支所などとある。