大相撲はプロスポーツであると同時に勝敗だけでは語れない『国技』であることを忘れてはいけない▼だが、横綱の地位にありながら『勝つための作戦』ということで、立ち合いに変化してファンをがっかりさせた今場所の豊昇龍、かつての白鵬の考え方はどうだろう。「何と姑息な真似を…」と思っても禁止されているわけではないのだが▼中継を見ていると力士たちの土俵での所作が気になって仕方ない。懸賞金を受け取る手刀はぞんざいだし、制限時間までの仕切り直しの呼吸もバラバラ。白鵬、豊昇龍といえば最後の仕切りのとき必ず相手を先に蹲踞させ、手を白線につかせてから、最後に自分のタイミングで突っかけていく▼今場所、琴桜が膝を故障して休場したがあれは明らかに太りすぎだ。体重を増やせば有利になるからだろうが、あの体形はまるで『千と千尋…』に登場するおしら様ではないか。ここは好角家で知られる漫画家やくみつるさんの意見を聞きたい。