住民から提供された映像には思わず目を疑った。7日の大雨で鹿島町米田の市道アンダーパスが冠水していく様子が克明に映し出されており、どんどんと水が流れ込んでいった。水没した車両はあっという間に見えなくなったという▼現場で活動した小名浜消防署の署員がいわき民報社などの取材に応じ、困難な環境の上に近接する矢田川が氾濫する危険を抱え、緊迫した状況だったことが明らかとなった。身を挺して、市民のため一線で活動する消防の皆さんには改めて敬意を表する▼現場は県道江名・常磐線の下をくぐる「米田アンダーボックス」。普段の生活でも使う機会の多い道路だ。まさか1回の大雨でこうした事態となるとは背筋が凍る▼いわき市のほか、先月の千葉豪雨でも水没した車両による死亡事故が発生した。万が一を念頭に、身の回りのアンダーパスをしっかりと確認していきたい。