日本バウンドテニス協会主催の「第40回全日本バウンドテニス選手権大会」で、市バウンドテニス協会の清川めぐみさん(46)が優勝を飾った。
清川さんは今春開催された県予選を制覇し、全日本大会への出場を決めた。10月9日に東京体育館(東京都渋谷区)で開かれ大会では、ミドル女子シングルスの部で77人によるトーナメント戦が繰り広げられ、決勝戦では第3シードの強豪を打ち破り、見事全国の頂点に立った。
息子の輝弥さん(19)が小学生の時にバスケットボールのスポーツ少年団に入団したことをきっかけに、約10年前にバウンドテニスを始めた。週に2回は市内の公民館や体育館で、大会直前には福島市へ遠征し、自分よりも強い相手と試合をするなど、練習に打ち込んできたという。
清川さんは、同協会の安田成一会長とともに市役所本庁舎を訪れて、内田市長に優勝を報告。「正直勝てる気はせず、ドリンク1本で会場に行った。自分らしく楽しむことができた」と振り返った。同大会には輝弥さんも出場しており、3つ離れたコートから声が聞こえてきて、接戦でも頑張れたという。
内田市長は「年齢にかかわらず楽しむことができるスポーツ。来年もぜひ報告に来てほしい」と優勝をたたえた。
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