市は18日から、全国のコンビニエンスストアなどで、マイナンバーカードを活用して、住民票の写しなどが手に入る「コンビニ交付サービス」を停止した。
マイナンバーカードを使ったサービスでは、全国の自治体で、別人の住民票や印鑑登録証明書が交付されるトラブルが起きている。富士通Japan(東京都)によると、いずれもプログラムに問題があったという。
いわき市のシステムについてはバージョンは異なるが、同社を採用していることから、万全を期すため点検を決めた。市市民課によると、いわき市に関する交付でトラブルは確認されていない。休止は21日まで。
市のコンビニ交付サービスは、全国各地のコンビニエンスストアで対応しているほか、イオンいわき店、イオンスタイルいわき小名浜、マルトSC(中岡店・平尼子店・草野店・湯本店)でも実施している。
市では「利用者の皆さまには、ご心配とご不便をお掛けし申し訳ありませんが、ご理解のほどよろしくお願いします」と呼びかけている。
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