第28回国体開催記念いわき支部高校野球大会(県高野連いわき支部主催)が13~17日、ヨークいわきスタジアムと平球場で行われ、東日大昌平が優勝した。
大会には10校が参加し、トーナメント戦を繰り広げた。この結果、昨年優勝の磐城と準優勝の東日大昌平が、2年連続で決勝での対戦となった。両校は9月の秋季高校野球県大会でも準々決勝で顔を合わせており、このときは6―3で東日大昌平が勝っている。
決勝は、初回に東日大昌平が中前安打で出塁した武山幸平(1年)を死球と犠打で三塁に進めると、山口和志(2年)の内野安打で先制。二回にも敵失と星拓海(同)の左前安打でつかんだ好機に、井上陽翔(1年)と主将・栗橋海斗(2年)の適時打で3点を追加。四回にも武山の右翼線二塁打などでさらに点差を広げた。守っても1年生投手・伊奈蓮樹が被安打5の1四球で1失点、97球で完投した。
磐城はエース今泉岳陽(2年)が三回1死までに、10安打を浴びて6失点の不調。打線も四回に高橋由伸(同)の二塁打などで1点を返したが、五回以降は伊奈の好投の前に二塁へ進めなかった。四回途中から今泉を救援した1年生投手・山野辺拓睦が1安打無失点に抑える好投を見せた。
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