あす3日は「節分」。春の訪れを前に、小名浜白百合幼稚園(今野トミ園長)は1日、同園ホールで恒例の豆まき会を開き、園児たちの心の鬼を追い払った。
同園が子どもたちの豊かな心を育てようと続けている日本古来の季節行事。朝から青ばた豆を炒る香ばしい匂いが漂う中、ホールで豆まき会が始まり、全園児164人が参加した。
園児たちは紙皿やパッケージの厚紙など身近な素材で作った、表情豊かな鬼の仮装で登場。年長男児19人がかみしも姿で「鬼は外、福は内」と元気に豆まきした。
職員が扮した赤鬼・青鬼が入場すると、ホールには大きな悲鳴が。鬼の迫真の演技に泣き出す子もいるなか、豆をぶつけ「好き嫌い鬼」「泣き虫鬼」など自分の鬼を退治していた。
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