スパリゾートハワイアンズのダンシングチーム「フラガール」の第79代ソロダンサーに選ばれた、いわき市出身の渡辺真由さんが5月31日夜、ポリネシアン・グランドステージでソロデビューを果たした。
ハワイを代表する花プルメリアのように愛らしい、という意味のハワイ語「Puamelia(プアメリア)」を冠したソロネーム「プアメリア真由」としての初ソロで、真由さんは映画「フラガール」で主人公役を演じた俳優蒼井優さんと同じ真っ白な衣装を身にまとい登場した。
ソロデビューを心待ちにしていた両親や友人、知人が並ぶ観客席を前に、映画でも蒼井さんが華やかに舞い踊ったソロダンス「タネイムア」を披露。その後も「フラガール~虹を」などをメンバーたちと軽やかに踊り、観客からは万雷の拍手が沸き起こった。
幼いころに抱いたフラガールの夢をつかみ、〝人の心を動かす踊り〟を目標にステージに立ち続けた。その先がソロデビュー。「緊張したけど出し切れた。すごく幸せ」と真由さん。母の芳美さん(52)は娘の晴れ舞台を前に「本当にキラキラと踊っていてうれしかった」と感激していた。
真由さんは「この景色と気持ちを忘れず、謙虚な気持ちで踊りたい」と余韻に浸りつつも、これまで支えてくれた多くの人に感謝の気持ちを込め、ソロとしてさらなる高みを目指すことを誓った。
(写真:ソロデビューを飾った真由さん)
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