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高校野球福島大会 磐城はコールド発進 いわき湯本、磐城桜が丘も初戦勝利

 第106回全国高校野球選手権福島大会(県高野連など主催)は2日目の13日から本格的に試合が始まり、同日は5球場で1回戦11試合が行われた。
 このうちいわき勢は、ヨークいわきスタジアムで、第4シードの磐城が須賀川桐陽に8―0の七回コールドで勝利。いわき湯本は修明を7-2で下した。白河グリーンスタジアムでは、磐城農が白河に0-15の五回コールドで敗戦。平工は安積と対戦し、延長十回9-10のサヨナラ負けを喫した。県営あづま球場では、磐城桜が丘が九回に4点を挙げ、会津ザベリオに11-10のサヨナラ勝ちを収めた。
 <磐城・鈴木祥 4の4の大活躍>
 慣れ親しんだヨークいわきスタジアムで、いわき勢の先陣を切って登場した第4シードの磐城がコールド発進した。磐城は二回に相手の守りのミスをついて無安打で先取点を挙げると、五回には1死満塁から湊が左翼線へ2点二塁打を放つなどこの回3連打で一挙4点を挙げた。
 六回にも2死満塁から、鈴木祥のこの試合4安打目となる走者一掃の3点二塁打でその差を大きくリードを広げた。守っては大事な夏初戦を任された先発の山田が、六回まで6安打を浴びながら要所を締めて、無失点と好投した。
 これまで打順は一番のケースが多かった湊だが、6月のいわき選手権後の練習試合から三番を打つようになった。自らチャンスをつくる側からチャンスを得点に結びつける打順へ。
 湊は「公式戦の三番は初めて。山田が頑張っていたので楽をさせたかった。撃ったのはインコースのカーブ。最初の2打席が走者を置いて打てなかったので抜けた瞬間、ホッとしました」とよき女房ぶりを発揮した。
 渡辺純監督は「村田と(志賀)映太がマークされる中で湊の器用さを考えて三番を任せた。(4打数4安打の鈴木)祥文も百点満点」とたたえた。
 山田についても「相手がボール球を打ってくれない中でも粘り強く、自分らしい投球を見せてくれた」と評価した。それでも大事な場面でバントできなかったり、盗塁失敗もあり、「相手の嫌がることができなかった」と2回戦以降に気を引き締めていた。
 (写真:二番打者として好機をつくった磐城・鈴木祥)

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