スパリゾートハワイアンズは、フラガールの体力や運動能力を上げ、けがをしにくい体を作るため、いわきFCを運営するいわきスポーツクラブにトレーニングサポートを委託した。活動は今月から始動し、フラガールたちは常磐上湯長谷町のいわきFCパークで、トレーニングの基礎知識や基本的な体の使い方について学びを深めている。
地域の魅力向上や成長・発展に貢献するため、両社が今年1月に結んだ包括連携協定の一環で、同サポートは初の取り組み。いわきFCのトップチームを指導する専属トレーナーの友岡和彦、久永翼さんが講師を務めているが、始まったばかりにも関わらず、すでにステージ上での所作やダンスに効果があらわれ始めているという。
12日には15人のフラガールが初参加。解剖学から見た正しい動き方などの講義を受けた後、実際に自身を知るために柔軟性や足の筋力といった身体能力を測定した。
1時間程度にも関わらず、多くが受講前との〝変化〟を感じた様子で、いわき出身の下田杏南さん(53期生)は「反り腰が悩みだったので、基本姿勢が分かりとても参考になった。みぞおちから腕を動かす感覚を学んだのでステージでも実践したい」と目を輝かせていた。
活動はしばらく継続していく予定で、より美しさ、華やかさを増したステージが見られそうだ。
(写真:友岡さんのサポートを受けながら、柔軟性を測定する下田さん)
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