いわき青年会議所(=JC、野木崇理事長)の創立20周年記念式典が25日、平のいわきワシントンホテル椿山荘で開かれ、現役・OB会員、県内各JC、来賓ら合わせて約250人が出席した。
2004(平成16)年に当時の平、内郷、常磐、磐城、勿来の5JCが統合し、現体制に移行して以来、東日本大震災、新型コロナウイルスなどの逆境を乗り越え、さまざまな地域活動、社会貢献イベントを展開しながら、いわき市の発展と未来を担う次世代育成などに努めるなど、会員たちはこれまでの足跡を再確認しながら、変革の時代に対応、まい進することを誓い合った。
式典では、物故会員に黙とうしたあと、野木理事長が「かつての5JCの活動、研さんの積み重ねが、現在の土台になっている。今後も会員一同、新たな挑戦に全力を尽くし、地域社会の発展につなげていきたい」とあいさつ。森雅子参院議員、内堀知事代理の角田和行県いわき地方振興局次長兼企画商工部長、内田市長、菅原啓太日本JC東北地区協議会長が来賓祝辞を述べた。
次にいわきJC15~19代理事長を務めた馬上順胤、斉藤和治、中根雄一郎、松崎慎弥、高橋大吾さんに野木理事長から感謝状が贈られた。熊田哲也同JC次年度理事長が今後5年間を見据えた中長期的な運動指針として「組織・ひと・まちづくり」を柱にしたグランドデザインを発表し、式典を締めくくった。
続く祝賀会では、ハウオリ・マルヒア・フラのダンサーによる華やかなステージで幕を開けたあと、箱崎洋一いわきJCOB会長のあいさつ、栁沼勝恵日本JC福島ブロック会長の乾杯の音頭で祝宴に入り、出席者同士が和やかに歓談し、創立20周年を祝った。
(写真:馬上、斉藤、中根元理事長、野木理事長、松崎元理事長、高橋直前理事長=左から)
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