県水産海洋研究センターの「第5回参観デー(福島県豊かな海づくり大会)」が16日午前9時から午後3時まで、小名浜下神白の同センターなどで行われる。入場無料。県内の水産業や、水産業に関する試験研究について広く県民に理解してもらうため、毎年開催されている。
今年も同センターが進める最新の研究成果のポスターや調査機器を展示するほか、午前11時からと午後1時半からの2度(両回開始時間の2時間前から受付を開始)、同センターの職員が講師を務める公開講座を実施。サンマ漁の現状や漁業関係者の取り組みを紹介し、受講者にはサンマの塩焼きの試食を提供する。各回定員は50人。
会場ではいわき近海でとれた魚の展示とタッチプール、クイズラリー、カラフルな魚拓づくり、魚の耳石を材料にしたオリジナルのキーホルダーづくりを実施。午後0時半からは同センター前の松下海岸で、県が新たな栽培漁業対象種の候補として生産や放流技術の開発に取り組んでいる〝期待の星〟ホシガレイの放流体験も。先着50人で、整理券は午前10時半から配布する。
このほか、2014(平成26)年に就航した県調査指導船「いわき丸」を一般公開する。場所は小名浜港1号ふ頭の東側で、見学無料。
(画像:参観デーを告知するチラシ)
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