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ハワスタでラグビー公式戦 ホスト釜石は花園に敗れる 勿来町出身の小野に表彰

 NTTジャパンラグビーリーグワン2024―25のディビジョン2(2部)の第4節として、「日本製鉄釜石シーウェイブス―花園近鉄ライナーズ」の公式戦が25日、ハワイアンズスタジアムいわきで開かれた。
 試合は序盤、近鉄が2つのトライ(ゴール)を挙げて14-5と試合を優位に進めた。しかし、ホストチームの釜石も負けじと2つのトライや連続PGなどで逆転、前半を18-14で折り返した。後半は互いにトライを取り合う展開。20分には釜石がこの試合4つ目のトライを挙げて30-21としたが、近鉄も残り時間に2トライ(1G)を取り返し、33-30で勝利をおさめた。
 国内ラグビー最高峰リーグの試合だけあって、大柄な選手たちの迫力あるぶつかり合いとスピードに乗ったパス攻撃、逆転に次ぐ逆転の試合展開にスタンドを埋めた1092人の観衆は大興奮。釜石を応援するおなじみの大漁旗を振り、手拍子に合わせた「カマイシコール」で東北のチームを応援していた。

 試合に先立って、昨年まで釜石の主将を務めたいわき市勿来町出身のWTB小野航大選手(33)が、県ラグビーフットボール協会の坂本竜太郎副会長から表彰を受けた。
 小野選手は磐城高から東海大に進み、卒業後、当時の釜石シーウェイブスのメンバーとなった。2014年9月の試合で釜石としての公式戦初出場(1キャップ)。18年9月に50キャップにすると、日本製鉄釜石シーウェイブスとなった昨年3月の試合で通算100キャップに達した。
 坂本副会長から記念の盾を贈られ、2人の子どもたちから花束を手渡された小野選手は「今日は試合に出場できず非常に残念ですが、来年はジャージを着てここで必ずプレーします」と、ファンの声援に応えていた。
 またフレンドリーマッチとして「いわきラグビースクール―勿来少年ラグビースクール」、女子ラグビー交流戦として「ロサージュふくしま―茨城ワイルドローズ」の2試合が行われた。
 (写真1枚目:後半20分、トライを決めた釜石のFL河野良太 2枚目:家族とともに記念撮影に収まる小野選手)

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