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錦小吹奏楽部 15日のマーチングステージ全国大会に出場 少数精鋭5人で挑む

 錦小吹奏楽部Sunshine Marines(サンシャインマリンズ)は15日、神奈川県横浜市の神奈川県民ホールで行われる「第23回マーチングステージ全国大会」(日本マーチングバンド協会の主催)で、フェスティバル部門に出場する。
 2022(令和4)年4月の第20回大会以来、3年ぶりの全国大会出場となるが、この時は新型コロナウイルス感染症の影響で動画講評会として実施されたため、ホールで演奏を披露する形では2015(平成27)年2月の第14回大会以来となる。
 なんと全国大会に挑む部員は5人。錦小は「サンシャインマリンズ」の愛称を掲げて13代目となり、全日本吹奏楽連盟などが主催する「全日本小学生バンドフェスティバル」でも実績を残してきた。多い時は30人近い児童が所属していたが、部員の数にかかわらず歴史を紡いでいる。
 また、いわき市は吹奏楽が盛んな地域として知られる中で、錦小を巣立った子どもたちが、錦中や市内の高校でも楽器を続け、東北大会や全国大会に導く原動力となってきた。
 マーチングステージ全国大会は6分以内の規定時間が設けられ、今回は「マリンズビートで世界を彩れ」と銘打ち、「パプリカ」「ザ・ローズ」「ルージュの伝言」の3曲で構成している。東北大会は1月26日、宮城県仙台市の仙台サンプラザホールで開かれ、エクセレントパフォーマンス賞に輝き、全国大会への切符を手にした。
 全国大会のフェスティバル部門は小学生の部、中学生の部、高校・一般の部に合わせて17団体がエントリー。顧問の田所美里教諭は「部門通しておそらく最少人数と思われるが、子どもたちはみんな一生懸命です」とたたえる。
 トランペットを担当する部長の鈴木佑空さん(5年)は「5人という少ない人数で出場するので、みんな笑顔を大切にして本番に臨みたい」と胸を張る。下級生をまとめながら、自分の技術を高めるため日々に練習に励んでおり、頼れる「お姉さん」としてサンシャインマリンズをけん引している。
 今週末に控える大舞台に向けても気負いはない。「一番はお客さんに対し、しっかりと自分たちの音楽を伝えたい。練習から全国大会のステージを意識しており、本番も全員で頑張る」と力強く意気込んだ。
 (写真:全国大会に挑む錦小の子どもたち)

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