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いわき地方でまとまった雪 鉄道に乱れも 5日に再び降る可能性
いわき地方は3日、本州南岸に停滞した前線や上空に入った寒気の影響で、平地を含めた広い範囲でまとまった雪が降った。同日午後には雪はやんだが、気温はあまり上がらなかったため、道路の凍結には注意が必要な状況が続いている。JRいわき駅前では同日午前、降り続ける雪を前に、足早に歩く人たちの姿が目立った。
福島地方気象台によると、5日は再び雪となる可能性があり、交通障害や屋根からの落雪、建物や農業施設への被害に注意・警戒するよう呼びかけている。磐城国道事務所でも5日にかけて、道路が通行止めとなる場合を指摘し、「最新の気象情報・道路交通情報をご確認いただくとともに、必ず冬タイヤの装着とチェーンの携行をお願いします」と啓発した。
3日は交通機関に乱れが生じ、常磐線は竜田―富岡駅間での倒木の影響で、いわき―原ノ町駅間が運転見合わせとなり、特急ひたちが区間運休した。
(写真:まとまった雪が降るJRいわき駅前=3日午前10時57分)