いわき中央署は23日午後6時48分、同居する家族にガソリンとみられる液体をかけて殺害しよう疑いで、いわき市常磐白鳥町竜ケ崎、無職の男(81)を殺人未遂容疑で現行犯逮捕した。
逮捕容疑によると、男は同5時50分ごろ、同市常磐白鳥町の自宅で、一緒に住む50代の義理の息子に対し、ガソリンようの液体をかけて殺害しようとしたが、抵抗されたため未遂に終わった疑い。男性は手に軽いけがを負った。
同署によると、家族からの110番通報で駆け付けた署員がその場で逮捕した。調べに対し、男は「ガソリンをかけた。火を付ければ死ぬと分かっていた」と容疑を認めている。
犯行現場からはライターも見つかっている。捜査関係者によると、ガソリンは金属缶に入っており、コップ状のものですくって男性にかけたという。2人の間にトラブルがあったとする供述もしており、計画的な犯行の可能性も含めて動機を慎重に調べている。
同署は25日、男の身柄を地検いわき支部に送致する予定で、本格的な取り調べに入る方針。
※おことわり 本紙では実名報道となります。
(資料写真:いわき中央署)
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常磐の81歳男 同居家族にガソリンとみられる液体かける 殺人未遂容疑で逮捕
