高校野球・いわき民報社白鷲旗 東日大昌平が連覇 いわき湯本を５－４で下す

　いわき民報社白鷲旗争奪第６６回いわき地区高校野球選手権大会（県高野連いわきは主催、いわき民報社後援）は最終日の１０日、平野球場で準決勝と決勝が行われた。
　伝統校同士の対戦となった準決勝第１試合は、いわき湯本が５―１で磐城を下した。連覇を目指す東日大昌平と昨秋の支部大会決勝で敗れた雪辱を期す勿来工との雨中の第２試合は、東日大昌平が毎回得点の１９―５（七回コールド）で勿来工業を破った。
　この結果、決勝は東日大昌平といわき湯本が対戦。５―４で東日大昌平が逆転勝ちし、２年連続８回目の優勝を飾った。
　試合終了後、表彰式が行われ、優勝した東日大昌平に賞状と白鷲旗が、惜しくも敗れたいわき湯本には賞状と準優勝盾が、それぞれいわき民報社の鈴木淳代表取締役から贈られた。
　甲子園出場を懸けた夏の福島大会は７月１０日に開幕する。本番まで残り１カ月。今大会で見えてきた新戦力や課題などを再確認し、残り少ない練習期間でチーム力の底上げを図る。
　（写真：２年連続で白鷲旗を手にして喜ぶ東日大昌平）