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磐城農業高 3日に恒例の特別販売会 母の日にカーネーションいかが?
磐城農業高の生徒による農産物や加工品を販売する「令和7年度春の特別販売会」が3日、植田町の同校で開かれる。
学校の日ごろの取り組みを広く地域に周知するとともに、生徒と地域住民の交流の機会を作るため、毎年春と秋の2回実施されている恒例の販売会。
今回は生徒約420人が手掛けた赤、ピンク、オレンジ、紫などのカーネーションをはじめ、さまざまな果物を使ったジャム、マドレーヌといった加工商品、新鮮な鶏卵を販売する。
このうち同校の代名詞のひとつでもある、カーネーションの販売。園芸科の生徒たちは昨年10月から実習で栽培に取り組んでおり、今春からは8~10人のグループでローテーションを作り、手入れを行ってきた。
2年生の工藤涼雅さん(16)は「小さい葉と、なかなか開かないつぼみの除去、気候に合わせた適切な水やりが特に大変だった。母の日(11日)も近いので、たくさんの色があるカーネーションをぜひ手に取ってほしい」と来校を呼び掛けた。
販売時間は午前10時~午後2時。カーネーション(5号鉢)は800円、人気の鶏卵は10個入り1パック250円で、売り切れ次第終了となる。
(写真:カーネーションを手入れする園芸科の生徒)