サッカー元日本代表の小野伸二さんによる小学1~6年を対象にしたサッカー教室イベント「Jリーグ×小野伸二 スマイルフットボールツアー for a Sustainable Future supported by 明治安田」が10日、ハワイアンズスタジアムいわきで開催された。約130人の小学生が参加し、小野さんからサッカーの楽しさを教わった。
サッカー教室イベントでは、小野さんがドリブルやリフティングのコツを伝授。「ドリブルするときは、周りを見ることが大事。そうすると空いているスペースが把握できる」などとアドバイスしながら、軽々とボールを操る姿に、参加した子どもたちは目を輝かせていた。小野さん率いるチームとのミニゲームも行われ、さまざまなテクニックが繰り広げられた。
また気候変動とサッカーの関係がテーマの「サステナトーク」を実施。サッカー・J2いわきFCの元選手で、チームスタッフの平沢俊輔さんを交え、2017年までと18年以降を比較した場合、大雨でJリーグの公式戦が中止となった数が5倍近い点を紹介したほか、森林整備の重要性を分かりやすく説明した。
約1時間半にわたるプログラムを終えると、「みんなうまくなりたいと思えたかな。サッカーは楽しいでしょ。誰よりも練習して、たくさんボールに触って」と笑顔で優しく語りかけた小野さん。最後は全員とハイタッチして締めくくった。
(写真1枚目:子どもたちとミニゲームに臨む小野さん 2枚目:イベントの締めくくりで行われたハイタッチ)