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黄色い花、実は特定外来生物 オオキンケイギク開花迎え いわき市が注意喚起

 市は5月から7月にかけて開花し、強い繁殖力から在来植物に影響を与えることから、特定外来生物に指定されている「オオキンケイギク」の駆除を呼びかけている。
 オオキンケイギクは北米原産のキク科の多年草で、大きさは30~70cm程度。コスモスに似た形状で、直径5~7cmほどの黄色い花が咲く。土手や河川敷、街路樹の下、線路沿い、海岸、空き地など広く分布しており、「市役所前の新川土手にも咲く」(市環境企画課)ように市内各地で見かける。
 同課によると、繁殖を防ぐには根から抜き取る必要があるほか、刈り取りの時期によっては種を拡散させるおそれがあるため、駆除は花が咲く前か、花が咲いている間に求めている。
 刈り取り後は、種が拡散しないようにごみ袋に入れて枯死させ、燃やすごみとして処分する。また特定外来生物は育てることが法律で原則禁止されており、オオキンケイギクを自宅に持ち帰って庭に植えないようにも要請している。
 市内の道路や河川でオオキンケイギクなどの外来植物を見かけた場合には、同課=電話(22)7441=まで。同課から道路・河川管理者に連絡する。
 市ではホームページにも、電子申請サービス(LoGoフォーム)による目撃情報の通報フォームを設けている。詳しくは市ホームページ<こちら>。
 (写真:オオキンケイギク=市環境企画課提供)

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