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小名浜三小、玉川中 いわき市3例目のコミュニティ・スクール 地域と学校運営を

 小名浜三小と玉川中は本年度から市教委の指定を受け、地域と一体となった特色ある学校づくりを進める「コミュニティ・スクール」(学校運営協議会制度)の取り組みをスタートすることになった。
 今後の方向性についての話し合いが13日に玉川中で行われ、両校の職員、保護者、地域住民など20人あまりが参加した。
 コミュニティ・スクールは従来の「地域に開かれた学校」から一歩踏み出し、「地域と共にある学校」へと転換していく取り組み。文科省が全国の小・中学校、高校で進めている。
 市内では2016(平成28)年に田人小・中、18年に三和小・中が同制度の指定を受け、小名浜三小、玉川中は3例目となる。両校は玉川団地や住宅街のなかにあり、市街地の学校としては市内初の取り組みとなる。委員には両校のPTA役員、玉川・住吉地区の自治会長、地元企業の代表が名を連ねている。
 13日は市教委の津田直人学校教育課長が両校に設置指定書を交付し、委員となる10人に委嘱状を手渡した。
 議事では委員たちが「子ども会の組織がないなかで、地域とどうかかかわっていくか」「子ども神輿がなりたたなくなっていきている」など、少子化に伴う教育環境の変化や地域課題を共有した。
 また会長には小名浜三小PTA会長の佐々木悟さんを、副会長には玉川中PTA役員の加賀紀子さんを選出した。本年度は計4回、協議会を行う予定だ。
 (写真:玉川中で行われた初回の話し合い)

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