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いわき市長選 元衆院議員の宇佐美登氏が立候補模索 三つ巴の戦いか

資料写真:いわき市役所本庁舎

 任期満了に伴う市長選(8月31日告示-9月7日投開票)は、あすの31日で告示まで3カ月となる中、新たに過去3度にわたって市長選に出馬した元衆院議員の宇佐美登氏(58)が立候補を模索していることが分かった。
 市長選を巡っては、正式に出馬を表明したのは現職の内田広之氏(53)=1期=のみだが、2期務めた前職の清水敏男氏(61)が立候補の意思を固めており、三つ巴の戦いとなる見通しが濃厚となった。
 宇佐美氏は東京都出身。早稲田大理工学部卒。松下政経塾や衆院議員秘書を経て、1993(平成5)年衆院選で旧東京2区から出馬し、当時最年少となる26歳で初当選。2003年には比例東京で2選を果たした。
 亡き父・聖さんのふるさとがいわき市で、東日本大震災の津波によって、平薄磯で多くの親せきを亡くしたことをきっかけに復興支援に入り、2013年から市長選に挑んだ。前回の21(令和3)年は内田氏に次ぐ次点だった。
 医療工学を専門としており、24年3月には市医療センターと県立医大の医師、常磐の医療機器メーカーの連携に協力し、酸素を送り込むチューブを気管に入れる際の特許取得の発表に同席した。
 関係者によると、後援会を中心に宇佐美氏の立候補を求める声が上がっており、本人も水面下で市民との意見交換を進めている。宇佐美氏はいわき民報社の取材に明言を避けた。
 (資料写真:いわき市役所本庁舎)

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