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都道府県別「危ない交差点」福島は内郷・番匠地、平・菱川橋南がワースト1位
日本損害保険協会が都道府県別の2024年「危ない交差点」をまとめ、福島県ではいわき市の番匠地交差点(内郷御厩町)、菱川橋南交差点(平谷川瀬)がワースト1位タイに、いわきニュータウン南入口交差点(鹿島町下矢田)が同3位タイに付けた。
同協会では人身事故の半数以上が交差点とその周辺で発生している点に着目し、警視庁・道府県警の協力を得て、全国交通事故多発交差点マップ<こちら>を公表。都道府県ごとに、人身事故件数が多い5カ所を紹介している。
番匠地交差点は人身事故5件(いずれも軽傷)。国道49号(通称・平バイパス)の流出入道路で、普段から交通量が多く、火曜日、木曜日の午前8時の時間帯に追突事故が発生している。信号が青になっても油断せず、直前の車両の動きに十分注意することが求められる。ランクイン(2008年以降)は初。
菱川橋南交差点も人身事故5件(同)。矢印で分かれる「セパレート式信号」が設けられ、歩行者・車両とも1日を通して多い場所で追突が多い。直前の車両の動きに十分注意する必要がある。ランクインは2回目。
いわきニュータウン南入口交差点は人身事故4件(重傷1件・軽傷3件)。中央台への県道と、鹿島街道(県道小名浜・平線)が交わり、交差点の見通しは良いものの、市内でも交通量が多い。出会い頭衝突、右折時衝突など安全不確認が原因で生じる事故が多いため、朝夕の渋滞時には、前後の車両の動きに気を配るよう呼びかけている。ランクインは3回目。
(写真:危ない交差点ワースト1位タイの内郷・番匠地交差点)
菱川橋→菱川橋南と、初報から見出し・記事を修正いたしました。