気象庁が9日に発表した「北海道・三陸沖後発地震注意情報」が16日で終了した。
注意情報は8日深夜に青森県東方沖で発生したマグニチュード(M)7・5の地震に伴い、地震の規模がより大きな「後発地震」が起きる可能性が相対的に高まったとして、いわき市を含む北海道から青森、岩手、宮城、福島、茨城、千葉各県にかけての182市町村を対象に初めて出された。
このため1週間にわたって、すぐに避難できる態勢での就寝や、非常持ち出し品の常時携帯などを求めていた。市では終了を踏まえ、「引き続き市民の皆さまにおかれましては、地震・津波への『日頃からの備え』をお願いします」と呼びかけている。
日頃からの備えとしては、▽避難場所・避難経路の確認▽家族との連絡手段の確認▽備蓄品の確認や家具等の固定――などを挙げている。
(資料写真:いわき市役所本庁舎)
ニュース
「後発地震注意情報」終了も 引き続き日頃からの備えを いわき市が呼びかけ






