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衆院選は後半戦に突入 福島4区 各陣営とも支持拡大へ熱い戦い
衆院選(8日投開票)は後半戦に入っており、2日も福島4区(いわき市を含む浜通り全体)は熱い戦いを繰り広げている。
序盤情勢で自民党の優勢が伝えられ、1日から2日にかけては一部の全国紙やキー局が自民党・日本維新の会の与党が300議席超をうかがうと報道したが、それぞれの陣営関係者は冷静に見ている。(敬称略=届け出順)
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国民民主党新人・山口洋太(35)=植田町=の選対事務局長で、県連組織委員長の渡部龍治は「最初から前職2人の挑戦者。情勢報道がどうであれ、追い上げを図るだけ」と話す。
2023(令和5)年の県議選では草の根の広がりで、トップと1票差だった自負はある。医師と県議としてのキャリアを前面に、市民にとって欠かせない医療の問題で支持拡大に余念はない。
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中道改革連合前職・斎藤裕喜(46)=1期、双葉郡富岡町=を支援する公明党福島4区責任者で、県議の真山祐一は「斎藤さんは自信をもって応援できる候補」と強調する。
2024年の前回衆院選を振り返り、「与党の一角として、自民党の政治とカネの問題を弁明する必要があった。われわれは高潔さが何より大切で、今回は支持者の皆さんも友人・知人にお願いしやすい」と重ねた。
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「支持率が高いうちに解散を仕掛けた高市首相の狙い通り。逆にそこをしっかりと突く」。共産党新人・熊谷智(46)=平下高久=の選対事務局長で、元県議の吉田英策は受け止めを語る。
自民党政治の問題点を指摘し、暮らしと平和を守り、原発再稼働反対を貫く熊谷の政策は、日ごとに共感を呼んでいると重ね、そこから党として至上命題の比例票上積みにつなげていく。
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「報道がどうであっても、一人ひとりにお願いしていくことには変わりはない」。自民党前職・坂本竜太郎(45)=1期、植田町=の選対事務局長で、県議の木村謙一郎は情勢報道を意に介していない。
陣営としては投票率向上を掲げ、前回衆院選から5ポイント上昇を目指す。政治にあまり関心のなかった若年層を喚起することで、坂本の政策や人柄を知ってもらう考えだ。
(資料写真:国会議事堂)