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いわき市医療センター 新年度に常勤医2人着任 呼吸器内科は入院患者受け入れへ
市医療センターは新年度、さらなる医師の充実を図る。東京医科大に新たな寄附講座を設置し、呼吸器内科の常勤医がいまの1人から2人に。さらに常勤医の不在が続いていた皮膚科に関しても、1人が着任する予定となっている。
新谷史明・市病院事業管理者が27日、市議会2月定例会の席上、草野大輔議員(政風会)の一般質問に示した。
常勤医の確保に伴い、呼吸器内科は外来診療が充実するとともに、入院患者の受け入れ開始が見込まれる。皮膚科は現在、非常勤の応援医師によって週2回の外来診療のみだが、今後は診療体制が強化できるほか、入院中の患者が皮膚疾患を発症した場合にも専門医が対応するため、医療サービスの質が向上する。
またいずれの診療科でも、勤務する医師の負担が一部軽減につながると考えられ、働き方改革の推進に寄与するという。
臨床研修医を巡っては、医学生が卒後臨床研修先を決める「マッチング」において、7年連続でフルマッチを果たした12人に加え、本年度から新たに開設した総合診療重点プログラムで定員充足の2人と、歯科医師臨床研修プログラム1人の計15人が入職する見通し。
新谷管理者は「市民の皆さまが住み慣れた地域で、安心して良質な医療の提供を受けられる『地域完結型医療』の実現を目指すため、常勤医の確保は最優先の課題」と話している。
(資料写真:いわき市医療センター)