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いわき市の県立高校で卒業式 慣れ親しんだ学び舎後に 平商業は現校名最後
いわき市の県立高校13校(全日制12校・定時制1校)では1日、一斉に卒業式が行われた。約2千人が慣れ親しんだ学び舎を後にし、進学・就職とそれぞれ新たな一歩を踏み出した。このうち平商業と四倉は、現校名としては最後の卒業式となった。
両校は今春に閉校・統合し、4月からは「いわき商業情報」として新たなスタートを切る。
平商業の式典は、平中塩の同校体育館で行われ、133人が門出の日を迎えた。式典では佐竹建城校長が証書を手渡して式辞に立ち、卒業生の輝かしい前途を祝した。
卒業生代表として、藁谷日向さんが答辞に立ち、「3年前に不安と期待を胸に校門をくぐった日のことは、昨日のことのように思い出されます」と振り返った。
その上で「来年度からいわき商業情報高校となり、数多くの諸先輩方が築いてこられた伝統を引き継ぎつつ、3年間の学びを得てきた私たちにとっては一抹のさみしさを感じますが、100年を超える歴史の締めくくりに卒業を迎えられたことは誇りに思います。在校生の皆さん、新たな歴史は皆さんからスタートします」と呼びかけた。
いわき商業情報には「商業科」に加え、県内初の「情報科」を設ける。県教委によると、いわき地区の職業教育推進校として、専門性の高い学びや技術の習得が可能となる職業教育の推進するほか、時代のニーズに対応した先進的・実践的な学習の場を提供する。
校舎は平商業を使用する。なお統合後も四倉の生徒については現在の校舎に通学する。
(写真:卒業式で答辞に立った藁谷さん=平商業)