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人体に有害なPCB含む田人町の不法投棄 いわき市 行政代執行で撤去開始

 市は24日、田人町荷路夫に不法投棄された「ポリ塩化ビフェニル(PCB)汚染物」を巡り、廃棄物処理法に基づく行政代執行による撤去を始めた。26日までの予定。
 市廃棄物対策課によると、現場は市が管理する国道289号荷路夫トンネル近くの駐車場。栃木県宇都宮市の50代男性が2020(令和2)年12月中旬ごろ、人体に有害なPCBを含む廃プラスチックや金属など約25・1平方mを不法投棄したことが分かっている。
 男性は県内外で起こした別の不法投棄事件で実刑判決を受けている。
 市では男性の不法投棄を突き止め、昨年11月に除去を求める行政処分を出していたが、応じてなかった。撤去費用の約880万円は男性に請求する。廃棄物は全量撤去したあと、国から認可を受けた市内の無害化処理施設で焼却処理する。なお不法投棄に伴う周辺環境への影響は確認されていない。
 24日は同課の足立敦課長が行政代執行宣言を行い、高さ1・5mほどに積み上がった廃棄物の撤去に着手した。
 足立課長は「指導を重ねてきたが、従わなかったことを大変遺憾に思う。費用を全額求償した上で、責任を追及する。(当事者に)真摯に対応していただきたい。こういう気象状況なので、安全管理を第一に完全撤去していく」と述べた。
 (写真:田人町荷路夫で始まった撤去作業)

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