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模擬国連を広める機会に いわき市で初の教職員向けワークショップ
いわき市に設置された国連の地域リーダー養成拠点「CIFAL(シファール)ジャパン国際研修センター」の主催で、各国大使になりきって議論を深める「模擬国連」について、初の教職員向けワークショップが10月31日、平のいわき産業創造館で開かれた。
市内外の中学・高校の教員や、市内の教育関係者ら約20人が参加し、多様な意見を前にした教育のあり方に理解を深めた。
いわき市では今年1月、中高生を対象に初の模擬国連を企画。国連に設置するカフェを議題に、立場が異なる同士で、意見をすり合わせることの難しさと重要性を学んだ。こうした取り組みの一環で、今回は自らの学校でも模擬国連を広めてもらおうと、市内外の教職員に声を掛けた。
講師は一般社団法人グローバルクラスルーム日本協会の理事・評議員で、全国中高教育模擬国連研究会の米山宏代表と、横浜隼人中・高(神奈川)の中川慶教諭が務め、日ごろ子どもたちに行っているプログラムを展開した。
参加した教職員は万人のための教育(EFA)と、持続可能な開発のための教育(ESD)をテーマに、先進国や新興国など14の国に分かれて意見を表明。事前に準備した内容をもとに、1分間のスピーチに続き、自由に交渉のテーブルについた上で、合意文書に対する賛否を表明した。
ワークショップを踏まえ、市教委の平沢洋介教育長は「未知なるプロセスを経ることから、子どもたちにやらせてみたいと思った。他者理解は自己理解を引き出せるので、今後も大いに参考としていきたい」と、模擬国連の広がりに期待を込めた。
(写真:各国大使になりきって意見交換する教職員)