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「いわき市に防災局を」細野防災相に内田市長らが要望 東日本全域支えると強調

 市は5日、防災庁の地方組織「防災局」と、防災関係の研修や研究を担う「防災大学校(仮称)」の誘致に向け、東日本大震災・東京電力福島第一原発事故や度重なる水害からの復興に加え、関係機関との連携、地理的優位性などをまとめた「東日本全域を支える防災知の実装都市へ~国際防災都市を目指すいわきの強み~」を公表した。
 特に市内に設置された国連の地域リーダー養成拠点「CIFAL(シファール)ジャパン国際研修センター」を軸に、10年間で10万人の地域防災人材を育成する「いわき防災局10年構想」を盛り込んでおり、いわき市の強みを誘致活動で訴えていく。
 内田市長は同日、2日に発足した防災庁(東京都千代田区)を訪問し、細野豪志防災相に対して、防災局と防災大学校(仮称)の設置に関する要望を行った。
 防災局は全国40以上の自治体や広域連合が誘致に名乗りを上げており、いわき市が政府に要望するのは5度目。防災庁発足後、細野防災相に要望した自治体は熊本県に次いでで、東日本では初となる。
 官民で組織する「いわき市への防災庁設置を目指す期成同盟会」から、正木好男会長(いわき商工会議所会頭)、危機管理体制の意識高揚を図る日本CBRNE学会の石井正三理事長が出席。坂本竜太郎・復興政務官、永山宏恵市議会議長が同席した。
 細野防災相に対する要望は、冒頭を除いて非公開とされた。内田市長は終了後に報道各社の取材に応じ、細野防災相は「いわき防災局10年構想は大変インパクトがある。いわき市の取り組みをしっかりと受け止めた」と語ったと明かした。
 その上で「いわき市の持っている強みは十分説明できたと思う。国で防災局、防災大学校の議論が進むのと並行して、防災人材の育成を着実に進め、その進ちょくを細野大臣をはじめ防災庁に随時伝えることで、今後もいわき市の優位性をPRしていきたい」と述べた。
 (写真:細野防災相に要望書を手渡す内田市長)

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