内田市長は1日、明治安田生命J3リーグで首位を独走し、早ければ6日にもJ2昇格が決まるいわきFCを巡って、「主体は(クラブを運営する)いわきスポーツクラブだが、3年以内に、J1の仕様を満たすスタジアムを準備する。市として協力していきたい」と明言した。同日の定例の市長記者会見で語った。
いわきFCは10月25日にJ2クラブライセンスを取得したが、認定に当たっては例外規定を適用した。このため昇格から3年以内に、少なくともJ2の基準を満たすスタジアムの計画を提出する必要がある。
市によると、計画の提出は令和7(2025)年6月が期限となり、同9年までにスタジアムを着工させ、同12年のシーズン終了までに完成させることが求められる。
記者会見の席上で、内田市長は「スタジアムの問題で、昇格できないことや降格するようなことがないよう、官民一体で3年後の計画提出を目指していく」と強調した。
内田市長の発言を受けて、いわきスポーツクラブの担当者は「大変ありがたい話。一緒になって頑張っていきたい」と歓迎した。
いわきFC