サッカー・いわきFCは13日、来季からJ1鹿島アントラーズのトップチームに昇格が内定していた、同ユースのMF下田栄祐(18)を2年間の育成型期限付き移籍で獲得すると発表した。下田は岩手県出身で、身長178センチ、体重74キロの右利き。ボランチを主戦場に活躍し、2年連続でU-17、U-18日本代表に選出されるなど、鹿島の有望な若手として注目されている。
下田は盛岡太田東サッカー少年団、鹿島アントラーズつくばジュニアユースから、ユースへ。強いボール奪取、キープ力、広い範囲をカバーする守備力を武器にしたボランチで、MF山下優人(26)、宮本英治(24)ら中盤底の選手層強化に期待がかかる。
今回の移籍はいわき、鹿島両クラブの連携による試みで、鹿島のアカデミー出身者をいわきが移籍期間の2年間でフィジカル、技術向上を後押しすることで、若手選手の新たな育成モデルの構築を目指す。下田は「いわきFCというクラブでプレーできることが、すごく楽しみ。いち早くチームの勝利に貢献し、1人のサッカー選手としても成長していけるように頑張ります」とコメントした。
また、いわきFCは13日、DFの江川慶城(22)、家泉怜依(22)と来季の契約を更新したことを明らかにした。
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