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天皇杯 いわきFCはあすアウェーで徳島と 復帰選手の起用も

 天皇杯JFA第103回全日本サッカー選手権大会(日本サッカー協会、日本プロサッカーリーグの主催)の2回戦として、J2いわきFCは7日、アウェーの鳴門・大塚スポーツパーク ポカリスエットスタジアム(徳島県鳴門市)に赴き、J2徳島ヴォルティスと対戦する。午後7時開始予定。
 J2で22チーム中21位と、J3降格圏に沈むいわき。前節のホーム・ロアッソ熊本戦では、相手の個人技とショートパスをつなぐ戦術がはまり、守備を崩されて失点を重ね、0―4と完敗の結果に終わった。
 村主博正監督(46)は選手たちが集中力を欠き、ボールに視線が行く「ボールウォッチャー」になっていたと指摘する。「彼らにはボクシングに例えて説明している。目を離せばパンチを打たれると…」。意識改革が必要と厳しい表情を浮かべた。
 天皇杯の位置付けに関しては、リーグ戦との兼ね合いもあって難しいとした上で、「けが人が戻ってきているので、そうした選手たちを起用したい」と明かした。
 徳島とは3月19日、ホームで1度戦っている。後半26分、FW谷村海那(25)が決勝点を決め、1―0で勝利している。ただこの頃の徳島は開幕から勝ちがなかったが、ここ5試合は2勝1分け2敗で、首位のFC町田ゼルビアにも勝っており、順位も18位に上がって、復調の兆しが見えている。
 リーグ戦の状況を踏まえて、互いにターンオーバーの可能性もあるが、いわきは敵地での白星を弾みとして、続く11日のアウェー・モンテディオ山形戦に向かいたい。

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