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いわきFC アウェーで山形に2-1 新加入の堂鼻は先制点奪取に守備でも活躍

 明治安田J2リーグ第24節として、8位のいわきFCは14日、アウェーのNDソフトスタジアム山形(山形県天童市)で、11位のモンテディオ山形と対戦し、2-1で勝利した。リーグ戦の連敗は3でストップし、通算成績は9勝7分け8敗の勝ち点34。順位は変わらず20チーム中8位に付けている。次戦の第25節は8月4日、ホームのハワイアンズスタジアムいわきで、11位のブラウブリッツ秋田を迎え撃つ。キックオフは午後6時。
 まさに名刺代わりの一発だった。前半42分、MF五十嵐聖己(22)が敵陣左からロングスローを入れると、J3福島ユナイテッドFCから完全移籍で、10日にチームに合流した新加入のDF堂鼻起暉(25)が頭で合わせて先制点を奪取。守備の面でも対人での強さを発揮し、デビュー戦でさっそく印象的なプレーを披露した。
 試合は後半11分、MF山下優人(28)のフリーキックを起点に、FW谷村海那(26)が今季11点目となる追加点を挙げると、終了間際に1点を返されたが、そのまま逃げ切って4試合ぶりの白星を手にした。
 田村雄三監督(41)は試合後、「天皇杯を含めて4連敗している中で、サポーターの皆さんの声援にようやく応えられ、正直ホッとしている」と語った。その上で「選手たちには『チーム愛』を伝えた。このエンブレムを背負っている以上、責任を持ってプレーしようと呼びかけた」と述べ、次戦までの3週間でリフレッシュと課題の検証を行い、巻き返しを図っていくと誓った。
 (写真:試合後にガッツポーズする堂鼻)

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