いわきFC
いわきFC アウェーで熊本に2-0 柴田、山下のゴールで10位に浮上
サッカー・明治安田J2リーグの第32節として、12位のいわきFCは5日、アウェーのえがお健康スタジアム(熊本市)で、16位のロアッソ熊本に2―0で勝利した。
通算成績は11勝10分け11敗の勝ち点43。順位は前節より2つ上げ、20チーム中10位に浮上した。次節は18日、ホームのハワイアンズスタジアムいわきで、20位の愛媛FCを迎え撃つ。キックオフは午後2時。
試合は前半42分、DF石田侑資(22)が敵陣右でクリアボールを拾い、MF大西悠介(24)への縦パスから、左隣のMF柴田壮介(24)に渡ると、ペナルティーエリア手前から右足を振り抜くミドルシュートを放って先制点を奪取した。
さらにアディショナルタイム、MF五十嵐聖己(23)が左サイドをドリブルで駆け上がり、FW加藤大晟(23)が受けてファーへのクロスを上げると、MF山下優人(29)がワンタッチで鮮やかな左足ボレーを決め、2点目を挙げた。
後半は熊本に主導権を握られる場面が多く、裏を突かれるシーンもあったが、GK佐々木雅士(23)の好セーブもあってゼロに抑えたいわき。4試合ぶりにクリーンシートで白星を手にした。
田村雄三監督(42)は「思ったよりも熊本が暑く、非常にタフな戦いになった。後半の熊本さんの圧がすごかったのですが、佐々木選手を中心によく頑張ってくれたと思います」と語った。
(写真:先制点を決めて喜ぶ柴田 Photo by J.LEAGUE/J.LEAGUE via Getty Images)