秋の深まりとともに、朝晩の寒さが身にこたえるようになった▼日没も早まり午後5時ともなれば、ほとんどの車がライトを点灯して走っている。まれにライトをつけないで走っている車を見かけるが、周りを走行するドライバーからすると、危険極まりない。早めのライト点灯を心掛けてほしいものだ▼歩行者も冬になると、地味な色の服を身に着けることが多くなるが、ドライバーからすると、歩行者が夜のやみに溶け込み、発見が遅れる可能性が高くなる。夜の外出には明るい服装で、夜光反射材の着用を心掛けることが大事。そして、ドライバーは運転に集中し、夜間の前照灯はハイビームの活用をお忘れなく▼秋の行楽シーズンを迎え、飲酒運転や酒の上でのトラブルなどの犯罪が増える傾向にある。先に終了した秋の交通安全運動の県年間スローガンは「みんながねルール守ればほら笑顔」。この言葉を忘れずに、安全運転など身の回りの安全対策を心掛けて。
片隅抄